LOVEMEMORY
「…ライ。また名前かえちゃう?」
「…さぁな…」
「かえないでよ…現実から逃げちゃダメだよ…ねえ、ライ…病気でもいいんだよ…信じたら治るから」
「…俺は…好きな子がいるんだ…幼なじみ。俺のことを今でも覚えてるみたいでうれしかった…だけど…病気だってばれたら…そいつはきっと…嫌うから。俺のことを…」
…あたしのこと?
「嫌わないよ。あたしが幼なじみの立場だったら…ずっと一緒にいると思う」