LOVEMEMORY




「…その言葉、信じていいのか?嘘じゃない?」


あたしはうなずいた 


「…なら…俺の本名…教える。俺の…一番目の名前は…瑞樹…桐原…瑞樹。亜希。やっと…会えた」




あぁ、本当に 

瑞樹だ 


瑞樹だ…。




自然に涙が 

でていた… 





「…会いたかった?」

「…会いたかった…」

「…俺も…ずっと…」 




ずっと、会いたかった。 
…瑞樹。 







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