LOVEMEMORY





そしてラストは観覧車。 
景色はとても綺麗… 




「…亜希、実は俺…」

「え?」

「…や…なんもないっ!」
「…何?気になるじゃんっ?」







「…ごめん…俺、多分…もう…目、見えなくなるかも…亜希の顔も…もう全部…見れない。お前の大好きなキンモクセイだって見れない……怖いよ。だって…もう真っ暗になるんだ…」



「…瑞樹…目瞑って見て」



瑞樹が泣きながら 

目を瞑った… 






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