LOVEMEMORY




「  好きだってことが    あたしの宝物だよ 
     
  お金では買えない    あたしだけのもの 

  だから、約束して    もうはなれないで    はなれないで… 

  遠くへ走るきみは    笑ってたんだよ。    あたしのほうを 
  ちらっとむいて 
  前を見て…。


  大好き…瑞樹  」







「あたしの唄、瑞樹に聞こえた?聞こえるまで何回でも唄うから!」


「聞こえたよ…お前声でかいしな…」




「   ありがとう 」







  瑞樹は 



  瑞樹は。最後まで   
  逃げなかったよ?



  だけどね 

  仕方がないことなの 




  瑞樹は 

  気持ちよさそうに 

  眠ってたんだ 







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