LOVEMEMORY




「すいません…圭吾さんは?」

「ああ!ケイゴなら休憩だよ」



あたしは休憩室に行って 
座ってるケイゴを見つけた



「お金なんていらない!」
「…だって」

「あたしが悪いんで!」



あたしはケイゴの頭の上に
千円を乗せた 



「あ、亜希じゃん!ケイゴ友達?」

「…さぁ」

「あ…はじめまして!」



あたしは営業スマイルをした



「はじめま〜!俺、ケイゴの友達の聖也!」

「そうなんですか!」



聖也は 話しやすくて  
こっちまで笑顔になる  

ケイゴは無口で 

無表情だけど 

内心はやさしいってわかる






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