LOVEMEMORY




「新機種にしよう?」


あたしはケイゴに 

ケイゴに似合う携帯を 

見せた 



「…決めていいよ」

「やったぁ!ありがと♪」



あたしのはケイゴが 

ケイゴのはあたしが 

探すことになった 





「いっせ〜のっ」




あたしたちは同時に 

お互いに似合うのを 

見せてみた 



「…あははっ!色違いだね!他のやつにするっすか?」

「…なんで、いいじゃん、携帯ぐらいは」



ケイゴはそういい笑った 




「そうだね」



つられて 笑った 



なんだ…



ケイゴ、やさしいね 








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