LOVEMEMORY
『亜希』
「…あの…こんにちは」
あたしは学校がおわってから
そのままレコード会社に行く
「あっ。亜希」
「千里!!」
ドアを開けると千里がいた。
「あたしも今日退屈だから来たら…亜希来たから良かった♪」
「あたしも!…で…だれかいないの?」
ガチャ
奥の扉が開いた
「あ、もう来た」
男の子がいた。
「そうだ…俺は、本名は極秘だけど『ライ』って呼んで」
「ライ?」
「そ。俺の十三番目の名前。とりあえず俺は、歌手でも芸能人でもない素人だ。…みんなは俺のこと『未来芸能人』だとか言うけどな!」
…ちょ…話が読めない
「なんで十三番目?とか…なしだから。それは…俺の事情だからさ!とりあえず…俺のことはマネージャーと思ってな、よろしく」
そう言ってライは
どこかに行った
「…ライ…さ…なんか、特別な事情持ってそ…」
あたしの思ってたことを
先に千里が言った