この空の下で。
俺はどうしたらいいんだろう?
このままダチとしてやってけばいいのか?
涼太は俺にどうしてほしいんだろ・・・

「・・放課後、聞いてみるか。」


俺は放課後、涼太に聞いてみることにした。


「教室、戻ろ・・。」

とぼとぼと歩き始める。
階段をのぼり終わって廊下に出た時、
涼太が教室前の廊下にいるのが見えた。

「涼太!!」

涼太を呼んでみた。

涼太は一瞬俺の方に来ようとしたが、
悲しそうな顔をしながら教室の中へ駆け込んでしまった。

「避ける・・か。」

悲しかった。
寂しくて・・
俺にとって涼太がどれだけ近くにいた存在なのかがわかった。




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