うそつき
Chapter 11
あの日から3週間、一気に飛んだのには理由がある。
あのあと、久しぶりに外に出て、免疫が弱っていた果乃はインフルエンザと言われるものにかかった。
そしてそのあと、看病していた僕も当たり前のようにうつった。
果乃はインフルエンザにかかったことで本気で体調を崩し2週間入院していた。
その間、僕もインフルで会いに行けるはずもなく、退院するときにようやく会えて、今に至る。
そして今日はクリスマスなのですが。
何せ学校でして。
放課後一回家に帰って果乃と一緒にショッピングモールに行くことになっている。
だから今日は早く帰ろうと思っていたんだけど。
放課後になったら、帰り道に女子に呼び止められるのだ。
「これ、クリスマスだから…」
と言って、みんな僕にプレゼントを渡してくれるのだけど…。
「ごめん、もらえない」
と言って全部断ってます。
ただ、面倒だったのは委員長。
「あの…一緒に買い物行かない?」
「ごめん、今日は予定があって」
「じゃ、じゃあこれもらってほしいの」
「それも無理なんだよ、ごめんね?」
「ど、どうして…?彼女いないんじゃ」
「彼女、できたから。ほんと、ごめんね?」
あのあと、久しぶりに外に出て、免疫が弱っていた果乃はインフルエンザと言われるものにかかった。
そしてそのあと、看病していた僕も当たり前のようにうつった。
果乃はインフルエンザにかかったことで本気で体調を崩し2週間入院していた。
その間、僕もインフルで会いに行けるはずもなく、退院するときにようやく会えて、今に至る。
そして今日はクリスマスなのですが。
何せ学校でして。
放課後一回家に帰って果乃と一緒にショッピングモールに行くことになっている。
だから今日は早く帰ろうと思っていたんだけど。
放課後になったら、帰り道に女子に呼び止められるのだ。
「これ、クリスマスだから…」
と言って、みんな僕にプレゼントを渡してくれるのだけど…。
「ごめん、もらえない」
と言って全部断ってます。
ただ、面倒だったのは委員長。
「あの…一緒に買い物行かない?」
「ごめん、今日は予定があって」
「じゃ、じゃあこれもらってほしいの」
「それも無理なんだよ、ごめんね?」
「ど、どうして…?彼女いないんじゃ」
「彼女、できたから。ほんと、ごめんね?」