あたしの夢~叶えるまでの物語~


「ん?」

「来ちゃった!」

「え?と……とりあえず中にね?」

「ちょっと待って……」

「ちょっと!こんなことろ見られたら」

「ちょっとだけ。」


そういきなりの訪問は涼くんだった。



「どーしたの?」

「会いたかったの。」

「いきなり来るなんて今日仕事は?」

「だいぶ巻いてきた!
だって一年記念日でしょ?」

「覚えてたんだ。
とっくに忘れてるかと」

「何それ涼くん可哀想。」

「自分で言わないで!」


「色々我慢させてごめんな?
これ……プレゼン。」

「え?」

「そんなにいいものじゃないけど。」



「え?いいの?こんな高そうなもの」


「いいの!」


箱を開けると素敵やネックレス……そしてふと思い出す。



えっと……えっと……たしか……





「あった!」

「ん?」



先月号の雑誌。



オーダーメイドで作ったって言ってたネックレス流石だなー?なんて思って見てた雑誌。


「涼くん??あの……」


「うん。その通りおそろい、嫌だった?」

「そ。そんなことないです!
凄く嬉しいです!」


「良かった!」


そのあとはそう。想像にお任せします。




ずっとね幸せでね?これからもこうやって時々会えてなんて持ってた……




やっぱりあなたはさすがだね?


ね?



あたしはすごく幸せです。


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