あたしの夢~叶えるまでの物語~
春菜side

今日は朝早くから朝の情報番組での番宣と、雑誌の表紙撮影終われば、ラジオ収録でやっと終わったーなんて思えば、午後から涼くんとの約束が。


社長さんになんて言おう。そしてなんて言われるだろう。


不安を胸に涼くんとの待ち合わせ場所に。


「待った?」

「今来たところ。ごめんね?迎えなんてさせちゃって、」

「いいのいいの!俺のせいで呼び出されたのに迎えに行かないなんて」

「そーかもしれないけど、あたしにも責任が。」

「まぁいいから!
大丈夫そんなに不安がらないで?」

「うん。」


さすが大手事務所大きなビル。



厳重な感じで関係者の札を首からさげ中に入る。


周りは男ばっかり。流石だ。




「失礼します。」


そんな涼くんの冷静な声とともに扉があいた、



< 126 / 133 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop