あたしの夢~叶えるまでの物語~



「おー!待ってたよ!」

はい?あなたが社長??なんて言いたくなるようなテンションの持ち主でこんなに緊張して不安してたあたしが馬鹿みたい。



「で、こちらが……」

「山下春菜さんだね?」

「はい」

「今回のことなんだが。」


「本当に申し訳ありません!
あたしの迂闊な行動でこんなことになってしまって……なんと申し上げていいのか……お互いに芸能人であるって言うのに……別れる覚悟くらいできてます!もぉ、ほんとにすみませんでした……これからは……」

「ん?なにか間違ってないか?」

「へ?」


「別に怒ったりなんてしないよ?
ただバレないようにちゃんと注意を」

「すみませんでした!」

「だから、春菜?」

「なに?涼くんほんとごめんね。
ほんと社長さんもすみません。。」

「ハッハッハ!
なんて立派な。ちゃんと話を聞きたまえ!
どれだけバレないように心がけていてもバレてしまったのは仕方ない。ただね?お互いに遊びで付き合ったりしているのなら今すぐに別れるんだ。でももしお互いに本当に好きで将来のこと応援してくれているファンの方々のことを思うならちゃんとケジメをつけてこれからも二人で頑張って欲しい。」


「え?」


「分かったかい?
次からは気をつけてね?2人のこと応援してるから」


「え?あっ。あ……はい。??」


え?なに??

今何が起こった……



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