あたしの夢~叶えるまでの物語~
気づけば廊下に立っていた。
え?あたし何しに来たの?え?何がどーなって……
「春菜?」
「ん?」
「理解出来た?」
「んー。全く。」
「だろうね?
だから、社長は何も怒っちゃいない。
本気でお互いに好きならちゃんとケジメをつけて二人で頑張って欲しいって、社長は応援してくれてるよ?
まだ公表はすぐに出来ないから今回のことは口止めしてもらうし、何も無かったってことにしてもらうけど、これから気をつけて頑張ろうな?」
「え?うん。」
え?とりあえず別れなくてよかったんだよね?
ね?
「もぉ泣くな!
可愛い顔が台無しだぞ!」
一件落着。