あたしの夢~叶えるまでの物語~
涼side


次から次へとなる電話。

クソ!俺の春菜なのに。



「仕方ないね?

でも春菜ちゃんほんとに涼のこと好きだよね?」

「あんなに男と電話してるのに?」

「春菜ちゃんも色々あったんでしょ?今まで。
やっとさ?前向いて頑張れてるんでしょ?」

「まぁ。」

「あっ!春菜ちゃんのさ?復讐作戦聞いてないの?」


「何それ!」

「いじめられてたから、見返したいんだって、あたしはこんなも幸せになったよ!って、元気なふりしてるけど、傷ついてるんでしょ?」

「まぁ。そーだと。多分。」

「ね?許してあげて?」

「うん。でも男はやだ!」

「それ僕に言わないで!」


「やーーーーだーーーー!」



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