あたしの夢~叶えるまでの物語~
ん?
ここどこ…。
「気がついたか?」
「え?」
「お前いきなり倒れたんだ…焦ったよ」
「ごめんね。」
なんで…そんなはずじゃなかったのに…
「なんかあったか?」
「何も…」
「なんかあるなら言えよ!1人で悩んでてもなんもなんねぇーぞ!」
「実は…。」
レッスンで上手くいかないこと…学校で友達がいないこと…。
友香のこと…。
気づけば全て話してた…。
「なるほどな…。
まぁ分からなくもないな…。
でも自分に自信もってやればいいんじゃねーの?俺わかんねーけど…お前が頑張ればみんな認めてくれる!もしもさ?お前がデビューできたら俺が最初のファンになるかさ?少なくとも俺は応援してるよ?」
「なんか…ありがと…涙」
「泣くなよ…大丈夫!春菜にならできる」
「…うん…」