あたしの夢~叶えるまでの物語~
心は晴れ晴れとしていた!
そんな時ケータイがなる…
表示は友香…。
「も…もしもし…」
「春菜?
この前はごめんね…あたし勘違いしてて…それと…あたし優翔と別れたの!」
「え?」
「あのあとたくさん悩んだんだけど…クヨクヨしてられないし…あたしのせいで春菜が悩んでたこと優翔から聞いた…。優翔春菜のこと好きだったんだって…。」
「え?」
「これ内緒ね?いうな!って言われてるから!」
「あたしこそごめん…。
優翔くんの気持ちなんて知らなくてのこのこと一緒にいて…友香に誤解されても仕方ないよね…。」
「大丈夫!もう吹っ切れたから!」
「この際だから言っとく…。本人には言えないけど…。
まだ受かるかわからないけれど明日ドラマのオーディション受けてみることになったの!受けようかすごく悩んでたんだけど…優翔くんにね?言われたんだ…」
「なんて?」
「お前が頑張ればみんな認めてくれる!もしもさ?お前がデビューできたら俺が最初のファンになるかさ?少なくとも俺は応援してるよ?って…。それを思い出してね?やってみようかな?って思ったの…なんかごめんね」
「大丈夫!気にしてないから…まぁ嘘になるけど…。
でもあいつはみんなに優しいから…本当にそー思ったから言ったんだと思うし…春菜は明日頑張りな?」
「ありがと…。」
「また何かあったら電話するね!」
「うん!」
吹っ切れたなんで友香の言葉は嘘だろう…。
でもこうして思い出として心に刻み込まれ…お互い和解した…。
小さい頃に聞いた校長先生の話を思いだす…。