あたしの夢~叶えるまでの物語~


あたし達は小さなカフェに入った…。



何を話そう…



「あの…」



最初に話をふったのはあたしが大好きなDREAMの田口 涼くんだった。




「さっきのオーディションすごくよかった…本当に初めて?」


「はい。」

「初めての人にこんなこと言うのどうかと思うけど…すごく惹き付けられるものがあって尊敬した…。」


「そ…そんなあたしなんてまだまだで田口くんの方が…」


「俺もまだまだだよ?
オーディションの結果がどーなるかは分からないけど…可能性がゼロになるまで諦めないでほしい…いつか一緒にお仕事してみたいんだ…さっきそう思ったの…」


「ありがとうございます。
あたし田口くんのファンで…。田口くんに憧れて芸能界目指してるんです…いつかお仕事一緒に出来ると嬉しいです!」


「約束ね?」




小さなカフェでこっそり約束を交わした…。



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