雨の後は、きっと虹がかかる
*あらすじ
高2の星野陽は、クラスにいじめがあることを知り、いじめられている女子を庇ったことで、自分自身が上村さんにいじめられてしまう。最初はいじめなんかに負けないと頑張るが、だんだん心が壊れていってしまう。
その中で、いつも雪村聖に助けられる。彼の助けに救われて、毎日休まずに学校へ行き続けるが、秋のある日、学校を飛び出して以来不登校になる。
その日に2人の派手な女子、愛華と栞に出会い、陽は変化していく。派手になっていくが、3人で遊んでいる時は心の安らぎを感じる。この2人によって、陽は雪村聖が好きだと知ることになった。
しかし、いつまでもこのままではいけないと陽自身も分かっており、期末考査の時だけでも学校へ行こうと決心する。
でも、考査の最終日に学校へ来ていたことが見つかってしまい、徹底的に痛めつけられる。そして、飛び降りようとするまで追い詰められたその時、またも雪村聖に助けられ、いじめは終わる。
誰もいなくなってから、2人で話し、互いに憧れあっていて好きだと知る。月を見ながらキスをした。