君と明日を見つめてるーー
「不安にならなくてもいい。


俺が、明咲を守るからーー」



後ろから抱きしめられていて、良かった。


私きっと……顔赤い。


「明咲、こっち向けよ」


「いや、今向けない」


お願い気づいてよ。


私、今ーーーっ。


!!!!!



君の顔が、すぐ近くにある。



「やっ、見ないで‼」


「顔、真っ赤っ」


やっぱりーー


ほら、からかう。


私は爪先立ちをして、君に口づけた。



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