イケメン悪魔とツンデレ美女、ひとつ屋根の下で
こっちはカレーもケーキも作って待ち構えてるっていうのに!!
遠征中のくせにイチャイチャしちゃって!!
しかもさ、わざわざ元カノって言わなくてよくない!?
友達って言えばよくない!?
自慢したいの!?
わたしだって彼氏いたことくらいあるし!!
もおおおおお!
わたしはむかつくのやらなんだか悲しいのやらすごく胸の奥がモヤモヤしてきた。
なんでこんな気持ちにならなきゃいけないの...。
これじゃあまるで、わたしが元カノに嫉妬してるみたいーー。
「それだけはないっ!!絶対に!!」
わたしはそう断言して部屋にこもった。