イケメン悪魔とツンデレ美女、ひとつ屋根の下で
暁との生活は、別に慣れたくないけどはやくも3日目にして慣れてしまっている自分がいる。
やはり小6まで一応一緒にいたから、どこかしら一緒にいても違和感を感じないのかもしれない。
だけど、納得いかない!
それは、ゴミ出しと掃除と洗濯がわたしということ!!
それでは暁の担当がなにかって?
それは料理。
実は...わたしは大の料理下手らしい。
暁はそんなことも知らず一日目の夜、わたしに料理を作らした。
すると返ってきたのは「これはこの世の食べ物か?」だ。
「え?おいしくない?」
「お前が味音痴なことは初耳だ」
「し、失礼な...っ!!」
「料理は俺がやる。あとお前な」
そんなこんなでそういうことに。
でも、悔しいことに暁の料理はめちゃくちゃ美味しい。
暁のお母さんであるみっちゃんは料理人だから、小さいときから料理を教えてもらっているのであろう。
でもおっかしいなあ。
わたしも暁と一緒に教えてもらったことあるはずなのに。