イケメン悪魔とツンデレ美女、ひとつ屋根の下で
Part2
ふざけんな
入学してから1週間が経った。
暁との生活にはもう完璧慣れてしまった。
お互いの行動のリズムもなくとなくわかってきた。
学校でも、特に問題なし。
葵ちゃんのおかげで、少しずつクラスの女の子たちとも仲良くなってきている。
まだ一週間しか経っていなく、まだまだこれからだけど、学校生活も、暁との同居も、なんとかやっていけそう!!
そして今日は月曜日、時刻は19時。
さてと、もうすぐ暁が帰ってくる時間。
ピーピーと炊飯器が音を立てて、お米が炊き上がったのがわかった。
しゃもじを引き出しから取り出して、お米を底からかき混ぜる。
炊飯器の横にはお茶碗を2つ用意。
おかずは...今6種類作りおきが冷蔵庫にあって、昨日はこの2種類を食べたから、今日はこっちの2種類にしよう。
小皿に盛り付けてラップを巻き、レンジでチンして、食卓に並べる。
真空チルドを除くと、鯵(あじ)があったため、これを焼いて食べようと考えた。
暁が帰って来てすぐに食べられるように、お皿だけ用意する。
お箸と、グラスも...っと。