イケメン悪魔とツンデレ美女、ひとつ屋根の下で
「ふうーっ、こんなもんかな」
夢中に掃除をして、一段落ついていると。
「もうこんな時間!?」
時計に目をやると、2本の針は既に12時をまわっていた。
「やば!」
ランニングしてから夜課題をするのは嫌、というか絶対疲れて寝ちゃうから、先に課題を終わらせないと。
わたしは手を綺麗に洗ってから、自分の部屋に入り机に向かった。
課題は全部で二時間で終わるぐらいの量。
今日半分して、明日また半分終わらせよう。
そう考えて、わたしはノートと教科書を開きシャーペンを走らせた。