イケメン悪魔とツンデレ美女、ひとつ屋根の下で



「ふうーっ、こんなもんかな」


夢中に掃除をして、一段落ついていると。


「もうこんな時間!?」


時計に目をやると、2本の針は既に12時をまわっていた。


「やば!」


ランニングしてから夜課題をするのは嫌、というか絶対疲れて寝ちゃうから、先に課題を終わらせないと。


わたしは手を綺麗に洗ってから、自分の部屋に入り机に向かった。


課題は全部で二時間で終わるぐらいの量。


今日半分して、明日また半分終わらせよう。


そう考えて、わたしはノートと教科書を開きシャーペンを走らせた。

< 45 / 198 >

この作品をシェア

pagetop