イケメン悪魔とツンデレ美女、ひとつ屋根の下で
わたしのおやつ取ってきたり、
わたしと暁両方にたのまれたお手伝いなのにわたしに押し付けてきたり、
なにより一番は、わたしが好きな人ができたら、毎回邪魔してくること!!
でも、アイツのお母さんもお父さんもめちゃくちゃ優しい。
だからアイツの悪魔の血は一体どこから受け継いだの!?
...なんてめちゃくちゃどうでもいいことを真剣に考えていると、
頭が痛くなってきた。
そんな昔のはなし考えるのやめよやめよ!!
なんだかプンプン怒ったせいか、すごくお腹がすいてきて、
目に入ったコンビニに立ち寄った。
おにぎり1個とお茶を買ってイートインコーナーで食す。
食べながら、これからのことを考える。
ーーさて。
今からどうするものか。
だいぶ空も暗くなってきた。
携帯電話の時間を見ると、18:59を示していた。
「もうこんな時間か」
とりあえず帰って、
荷物をまとめてわたしが新しい部屋を探す...しかない。
気がしてきた。