* Reality * ~鏡の顔~
「ねえ、これで私とあなたは 雇い主と雇われの身でもない、平等の立場になったわ。」


「え…確かにそうなるのか?」


「ね、これからが私とあなたの新しい関係が生まれるっていうのはどう?

多分、いや私…誰にも言えない事 あなたと出来るって思ってる。」


「誰にも言えない事…」


「ええ、あなたと私にだけしか知り得ない事を…」


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