呪いを貴方に


ゆっくりとしたお店
お酒のペースはゆっくりと進む


だけど私たちの話は進んでいく





私は貴方からの提案を渋るほど
いい女でないのも解っている


だから、話はすすむ





「君のそのお酒の香りを嗅ぐのも、もう終わりだね。なんだか寂しいよ」


私が頼んだグラスホッパー


チョコミントのようなその香り



貴方はミントが嫌い





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