本当のワタシ
意外なこと。
「沙恵さん!!危ないっ!!」
「やだっ!!来ないで!」
「俺が援護しますっ!!」
今は、下っ端さん達と、ゾンビゲームをしている。
銃でゾンビを撃つやつ。
あれ、結構怖いね。
いきなり出てくるし…。
今は深夜1時。
伊月から下っ端さん達もここで寝泊まりしていると聞いたので、遊びに来た。
──GAME OVER──
「あぁー、殺されたーーー」
「沙恵さんすいません…俺が下手なばかりに」
今一緒にプレイしてたのは、秀くんという人。
下っ端さんの中でも喧嘩は強いらしい。
「私の方が下手だよー!でも、楽しかったね。付き合ってくれてありがとね、秀くん」
「い、いえ!こちらこそ!それと、呼び捨てでいいですよ」