本当のワタシ


「ええぇぇぇっ!?」

「沙恵さん本気ですか!?」

「俺達が!?」


「う、うん。……嫌?」


少し悲しくなってきて、目がうるうるしてきた。


「/////…い、嫌じゃないです!!!!」


「で、でも…俺たちはそう呼んでいい立場じゃないって言うか…」


「立場なんて一緒よ!私、入ったばっかだし。あと、敬語も禁止なんだからね!

…もっと皆と仲良くなりたいんだもん」



もっと話したいし。
もっと遊びたい。



「っ…いいんですか?」


「もちろんっ!」


「あ、ありがとう……(ボソッ)沙恵…/////」



最後のは声が小さかったけどちゃんと聞こえた。

嬉しい。

< 26 / 61 >

この作品をシェア

pagetop