本当のワタシ


私は勉強が嫌いだ。


だからいつも図書館で勉強したことにして家に遅く帰っている。




「ねぇ、」


繁華街につき、歩いていると、4人くらいの男に声をかけられた。



「?」


「ここら辺にカラオケある?」



あぁ、カラオケに行きたいのか。

ナンパ野郎かと思ったよごめんなさい。



「それならそこの細い路地をまっすぐ進めばありますよ」


「んー、俺ら方向音痴だから一緒に来てくれる?」


「はい」



すると男達はニヤッと笑った。

そんなにカラオケに行けることが嬉しいのかぁ。



私はさっき言った通り、細い路地に入り、まっすぐ進んだ。


すると、、


「ねぇ、イイコトしない?」


男が私の腕をつかみ、言ってきた。



「いいこと、、、?」


「そ。俺らと、ヤらない?」


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