本当のワタシ


いきなり真緒くんが叫んだ。

と、思ったらほかの3人も私と伊月のことを見ている。


「なに?」


「いつから呼び捨てになったっっ!!」


「さっき。…あ、もしかして羨ましいのかな?まーおーくぅぅーん」


「キィィィッ」


牙(?)を向いて伊月を威嚇している真緒くんは小動物みたい。


「…もうっ!僕たちのことも呼び捨てにして!」


「う、うん。真緒、颯馬、憂、藍斗、おやすみ」


「「「「おやすみ/////」」」」
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