あきら先生、だいすきです。



そうこうしていると会議室に着いた。



私は1番後ろの端っこの席に座った。



「はい、ではみんな揃ってるみたいだから打ち合わせ始めていきます」



女子たちがざわざわとしている。



耳を澄まして聞いてみると、、



" 晄先生やっぱかっこいいね " " 付き合いたい " などなど。



はあ、ミーハーな意見ばっかりだななんて思っていると、



「坂見さん、俺の補助よろしく」



と晄先生の方を見ると、こっちこっちと手招きしていた。



私?!と自分のことを指差すと、晄先生は頷いた。



すると、他の女子たちが、



「先生の補助なら私がしますよ〜!」



「いや、私が!!」



と、ちょっとした戦いが始まった。



< 26 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop