あきら先生、だいすきです。



拾おうと手を伸ばすと先生も拾おうとしたのか、お互いの手が触れ合った。



「あ、、、すいません」



反射的に手を避けた。



「ごめん、はいこれ」



先生から半分のチョークを受け取る。



「あ、ありがとうございます」



私は恥ずかしさを隠すために平然を装った。



だけど、私の脳内では、、、



" いやいや、今度は手が触れ合うって少女漫画か何かですか?現実にあるんですね?! "



と、脳内パンク寸前。


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