あきら先生、だいすきです。



気づくと私は床に仰向けに転がり、先生は私の上に覆いかぶさっていた。



そして、先生と私は唇を重ねていた。



お互いに気づいて急いで立ち上がる。



とてつもなく気まずくなり、教室がシーンとなる。



「あ、すいません。私が無理矢理覗き込んだりするから、、、」



「いや、俺の方こそ、、、」



会話が全く続かない。



「えっとまあ事故、、、そう!事故ですし気にしないでください!う、うんじゃあまた明日先生!」



その場にいるのが恥ずかしくて恥ずかしくて、会議室を勢いよく出た。



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