君の隣で笑いたいーー
「はい、では続きまして、雷龍 姫の御披露目しまーす‼」


おい、親父。

そんな空気じゃねーよ、マジ。


「え、姫?


まさかーーっ」


秋を見て青ざめる男が、後ずさる。



「そう言うことだから、下りてくんない?」


諦めたように、男は壇上を下りた。


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