君の隣で笑いたいーー
「じゃあ、着替えてくるね」


「行ってきます‼」


最初着いて行こうかと思った。


だけど更衣室は近いし、大丈夫だろうって思った。


心配だし、早く着替えて更衣室前で待ってた。


だけどいくら待っても来ない。


「なあ、ちょっと遅くない?」


木戸がそう言ったのを合図に、悪いかと思ったが更衣室を覗いた。


「失礼しまーす、愛心ちゃん?

ゆゆちゃんいる?」


だけど返事はない。


奥へ奥へと進めば、倒れてるゆゆちゃんがいた。



「ゆゆちゃん!!」


木戸がゆゆちゃんを抱き起こす。


気を失ってる様で、眠ってる。


なんで………?


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