君の隣で笑いたいーー
「寝ちゃったね、可愛いね~」
優しく見る親父の目が、嫌だ。
今も鳴り止まない雷の中、君は親父の腕の中で眠る。
「よしっ、寝かせるかな~」
ぎゅっ。
ん?
愛心ちゃんが、俺の服の袖を離さない。
まるで一人になりたくない、と叫んでるみたいに、君は離さない。
だから、そんな君を愛しく思う。
だけどーー睨む悠くんはまだまだ子供だ。
「何、悠くん。
怒らないでよ、愛心ちゃんが、離さないんだからっ」
「分かってるし」
恋は冷静さを失わせる。
現に、イライラが伝わるし。
優しく見る親父の目が、嫌だ。
今も鳴り止まない雷の中、君は親父の腕の中で眠る。
「よしっ、寝かせるかな~」
ぎゅっ。
ん?
愛心ちゃんが、俺の服の袖を離さない。
まるで一人になりたくない、と叫んでるみたいに、君は離さない。
だから、そんな君を愛しく思う。
だけどーー睨む悠くんはまだまだ子供だ。
「何、悠くん。
怒らないでよ、愛心ちゃんが、離さないんだからっ」
「分かってるし」
恋は冷静さを失わせる。
現に、イライラが伝わるし。