君が振り向くその日まで。
-クラスPart3-
楓が教室から出てって2時間がたった。
私たちは一度、教室の外に出たけど戻ってきても楓のバックは机の横にかけられたままだった。
「楓、まだ保健室にいるのかな?」
「どーだろ。行ってみる?」
ガラガラッ…
教室の後ろのドアが開く音がして振り向くと楓が立っていた。
「楓?!」
「体調良くなったんで戻ってきました」
「そうか。じゃあ、席につけ」
「はい」
あれ?なんか、楓が変な気がする。
キーンコーンカーンコーン…
「あー、じゃあ授業終わりなー休憩」
チャイムが鳴ると先生は教室から出ていった。
ガタッ
「えっ…?楓?」
なんか、嫌な予感がする…。
「ねぇ」
「…」
「ねぇってば」
「……」
「さすがに無視はなくない?」
「………」
「あーもう!」
そう言うと楓は教室から出ていった。すると、すぐに花に水をあげるために置いてあったコップに水を入れて戻ってきた。
バシャッ
えっ…?
楓は隣の席の影宮に向かって水をかけた。
「ちょっ…!楓!?何して…」
「何って、コイツがうざいからにきまってんじゃん」
「えっ…」
ガラッ
教室に沈黙が流れ出したところで先生が教室に入ってきた。
「おー、影宮どうした?水浴びか?」
「あー…はい」
どう見ても水浴びじゃねぇだろ…。
「このまま授業受けるか?」
「だよなー」
先生は呑気にワハハと笑っているかけどクラスの雰囲気はすごく暗い。
「じゃあ、一ノ瀬。お前、影宮を保健室まで連れてってやれ」
「はぁ?なんで私ですか?」
「そりゃお前、保健委員だろー」
「あーそうでしたね」
さっき楓が戻ってこないの心配しててぼーっとしてたら担任に無理やりやらされたんだった。
先生は何も知らないから…。ここで私が行ったら楓になんて思われるか…まぁ一応行くか。
「影宮…行くよ」
「…」
あー、こりゃ楓がキレるわけだわ。楓がこーゆータイプ苦手だもんな。
私たちは一度、教室の外に出たけど戻ってきても楓のバックは机の横にかけられたままだった。
「楓、まだ保健室にいるのかな?」
「どーだろ。行ってみる?」
ガラガラッ…
教室の後ろのドアが開く音がして振り向くと楓が立っていた。
「楓?!」
「体調良くなったんで戻ってきました」
「そうか。じゃあ、席につけ」
「はい」
あれ?なんか、楓が変な気がする。
キーンコーンカーンコーン…
「あー、じゃあ授業終わりなー休憩」
チャイムが鳴ると先生は教室から出ていった。
ガタッ
「えっ…?楓?」
なんか、嫌な予感がする…。
「ねぇ」
「…」
「ねぇってば」
「……」
「さすがに無視はなくない?」
「………」
「あーもう!」
そう言うと楓は教室から出ていった。すると、すぐに花に水をあげるために置いてあったコップに水を入れて戻ってきた。
バシャッ
えっ…?
楓は隣の席の影宮に向かって水をかけた。
「ちょっ…!楓!?何して…」
「何って、コイツがうざいからにきまってんじゃん」
「えっ…」
ガラッ
教室に沈黙が流れ出したところで先生が教室に入ってきた。
「おー、影宮どうした?水浴びか?」
「あー…はい」
どう見ても水浴びじゃねぇだろ…。
「このまま授業受けるか?」
「だよなー」
先生は呑気にワハハと笑っているかけどクラスの雰囲気はすごく暗い。
「じゃあ、一ノ瀬。お前、影宮を保健室まで連れてってやれ」
「はぁ?なんで私ですか?」
「そりゃお前、保健委員だろー」
「あーそうでしたね」
さっき楓が戻ってこないの心配しててぼーっとしてたら担任に無理やりやらされたんだった。
先生は何も知らないから…。ここで私が行ったら楓になんて思われるか…まぁ一応行くか。
「影宮…行くよ」
「…」
あー、こりゃ楓がキレるわけだわ。楓がこーゆータイプ苦手だもんな。