処刑バッヂ
涼希がすぐに駆け寄ってくる。
「若菜、お前今までどこにいたんだよ」
そう言いながらあたしの体をキツク抱きしめてくれる涼希。
腕の中でしばらく嗚咽していると、ようやく気持ちが落ち着いて来た。
「梨央は?」
そう聞くと涼希は左右に首を振って「途中ではぐれた」と、答えた。
その答えにホッとしている自分に気が付いた。
やっぱり、2人が一緒にいることが気がかりだったみたいだ。
「お前、怪我してるのか?」
足を引きずりながら職員室へ入るあたしを見て涼希はそう聞いて来た。
「若菜、お前今までどこにいたんだよ」
そう言いながらあたしの体をキツク抱きしめてくれる涼希。
腕の中でしばらく嗚咽していると、ようやく気持ちが落ち着いて来た。
「梨央は?」
そう聞くと涼希は左右に首を振って「途中ではぐれた」と、答えた。
その答えにホッとしている自分に気が付いた。
やっぱり、2人が一緒にいることが気がかりだったみたいだ。
「お前、怪我してるのか?」
足を引きずりながら職員室へ入るあたしを見て涼希はそう聞いて来た。