処刑バッヂ
「そろそろアラームが鳴るかもしれない」
涼希がそう言い、ポケットの中のアラームを取り出した。
別館には人の気配がなかったからきっと大丈夫だろう。
それでも念を入れて涼希はバッヂを自分の上着でくるんでギュッと抱きしめた。
そんな状態でも、バッヂの音は鳴り響く。
当初に比べたら随分と大音量になっていた。
1分間ほどそのままでやり過ごすと、ようやくアラーム音は鳴りやんだ。
涼希がそう言い、ポケットの中のアラームを取り出した。
別館には人の気配がなかったからきっと大丈夫だろう。
それでも念を入れて涼希はバッヂを自分の上着でくるんでギュッと抱きしめた。
そんな状態でも、バッヂの音は鳴り響く。
当初に比べたら随分と大音量になっていた。
1分間ほどそのままでやり過ごすと、ようやくアラーム音は鳴りやんだ。