処刑バッヂ
「廃病院の中には誰もいなかっただろ」
涼希の言葉に真奈ちゃんは左右に首をふった。
「部屋のドアが1つ隠されてたんだよ。あたしは病院から出る時に偶然それを見つけた。そこにいたのが先生だよ」
廃病院の入り口横にあった部屋のドアは、大きな本棚で隠されていた。
あたしたちを追って病院を出ようとした真奈ちゃんは、そこから物音が聞こえて来ることに気が付いたのだ。
好奇心なんてなかった。
ただ恐怖から動ける事ができなくなってしまったのだ。
涼希の言葉に真奈ちゃんは左右に首をふった。
「部屋のドアが1つ隠されてたんだよ。あたしは病院から出る時に偶然それを見つけた。そこにいたのが先生だよ」
廃病院の入り口横にあった部屋のドアは、大きな本棚で隠されていた。
あたしたちを追って病院を出ようとした真奈ちゃんは、そこから物音が聞こえて来ることに気が付いたのだ。
好奇心なんてなかった。
ただ恐怖から動ける事ができなくなってしまったのだ。