ゆるふわ子犬系男子の甘い罠
歩くたびにキーキー音がなる床。
黄色に変色した壁に、どこで売っているのか分からないヘンテコな置物。おまけに店主がいないし。申し訳程度に電気がついてるだけ。外の喫茶店の看板の字が消えかかってる時点で嫌な予感はしてたんだ。
アンティークってよりも古ぼけたって言った方が正しいような店に連れてくる彼の神経はやっぱりおかしいと思う。
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