クールな彼の甘い素顔




...こわい。



三上くん、怒ってる。



さっきのわたしが店長に言っていたこと、きっと聞こえていたんだ...。



「え...と...」



心臓がバクバク脈を打って、ただうつむくことしかできない。



「とりあえず...靴、履けば」



「は...はい」



今まで三上くんとこんな雰囲気になったことが一度だってあっただろうか。



だけど、こんな雰囲気を作り出したのは...まぎれもなく、わたし自身だ。


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