クールな彼の甘い素顔




だけど、

「...こわい」



三上くんに告白なんて、そんなこわいことはない。



どうしてわたし、三上くんのこと好きになっちゃったんだろう。



どうして、バイト先にあのファミレスを選んだんだろう。



もし別のバイト先を選んでいたなら、今でも三上くんとわたしはただのクラスの一人だったのに。



そんなことを考えてしまうくらい、三上くんは届かない存在だ。



......だけど、もし、あのバイト先を決めている時期に戻れるとしたら。



わたしは.........

やっぱり、三上くんが働いているファミレスサリーを選びたい。



そして、彼のことを好きになりたい。


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