クールな彼の甘い素顔
彼が怒った理由
今日は木曜日。
あれから4日が経った。
翔くんとは会話していなく、バイトであっても目さえ合わしていない。
4日しか経っていないのに、わたしには1週間も2週間も経ったように思える。
「はやく仲直りしないと、もう真緒と友達やめる。明日から真緒のこと無視する」
由紀にはこんなことを言われてしまう始末...。
「カレが、ほんとにあの幼なじみにとられてもいいわけ?」
「嫌だ...っ」
「だったら~...!!」
ブスブスとフォークでウインナーに穴をあける由紀。
「日曜日にカレがなんで怒ったか、わかったって言ったじゃん!」
「...うん」