クールな彼の甘い素顔
そして次の日。
「18時ごろに三上くんの家に着くってことは...」
わたしは逆算してそれまでの時間にすることを決めていた。
あれ買いにいって、
あれ作って、
あそこに行って、
あれ買って...。
計画を立てたら、あとはもう行動するだけ。
「お母さん、わたしちょっと買い物行ってくるー!」
「それならシャンプー買ってきて!」
「はあ~い」
外に出るとすごく日差しが強くて、まさに夏真っ盛りだった。
わたしはお気に入りの帽子をかぶって最寄りのスーパーへと向かった。