クールな彼の甘い素顔
わたしがそう質問すると、
凌くんは少しもじもじして。
「うん、今隣の席の女の子のことが好きなんだぁ!
でもね...」
「?」
「今一番好きな女の子は真緒ちゃんかなあっ!!」
ズキューン。
やばい、やられた。
凌くん可愛すぎ~!!
わたしは凌くんをぎゅーっと抱き締めた。
すると凌くんも同じようにぎゅーってしてくれて。
この子はどうしてこんな可愛いの~!!
「...なにやってんだお前ら」
そのときいつの間にやらコンビニから帰って来た三上くんが、
わたしたちを冷めた目で見ていた。