キセキ
2色◆



あたしと痲智は歩きだす。

どこに行くかは分からないけど、歩きだす。



「列車に乗らない?」


「歩くのちょっと疲れちゃったし、乗ろうか!」



あたし達は列車にのった。


ガタンゴトン。


列車がゆっくり走りだした。




「隣の席いい?」



「どうぞ。」


あたしの隣に座って来たのは、あたしと同じくらいの女の子。





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