旦那様は冴えない先生!?
お泊まり!?
お店を後にして タクシー乗り場まで歩いて
華音をみると かろうじて 起きてはいるが
蒸気した頬で ぽーっと 蒼を見つめていた。
『蒼しゃん……』呂律が回っていない…
『ん? どしたぁ?』
『おといれ 行きたいです』もじもじ
『トイレ?』 (まずいなっ)
『トイレね? あーっ まずいな』
『我慢出来る?』
『できにゃいよぉ』うるうる
『運転手さん ここに お願いします』
『お客さん その子 大丈夫かい?』
『大丈夫ですから。早く』
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タクシーが停車し
『華音ちゃん、降りるよ!』
『蒼しゃん 抱っこぉ』
『……。。。』
『もれゆ』
『わぁーわぁーちょっとまて』
抱き抱える形で ダッシュして トイレまで
連れていく。
『蒼しゃん、 もれゆ 』
『わー華音ちゃん、勘弁、
自分で出来るよね?』
『うわぁぁあん』泣きだし出した
『俺は 見てないぞっ!知らないからな』
華音のパンツを下ろし 便座に座らせ扉を閉める
数分後に じゃーっと 流す音が聞こえてきて
『出来た? 華音ちゃん?』
『……華音ちゃん? おーい。』
『………………。』
『華音ちゃーん?』
『………………。』
『やばいな。』
もぅ、勢いで トイレの扉をあける蒼。
(は…… 履いてた。ほっ)