旦那様は冴えない先生!?
お泊まり!?

お店を後にして タクシー乗り場まで歩いて
華音をみると かろうじて 起きてはいるが
蒸気した頬で ぽーっと 蒼を見つめていた。

『蒼しゃん……』呂律が回っていない…

『ん? どしたぁ?』

『おといれ 行きたいです』もじもじ

『トイレ?』 (まずいなっ)

『トイレね? あーっ まずいな』

『我慢出来る?』

『できにゃいよぉ』うるうる


『運転手さん ここに お願いします』

『お客さん その子 大丈夫かい?』

『大丈夫ですから。早く』



______________________________


タクシーが停車し
『華音ちゃん、降りるよ!』

『蒼しゃん 抱っこぉ』

『……。。。』

『もれゆ』

『わぁーわぁーちょっとまて』
抱き抱える形で ダッシュして トイレまで
連れていく。

『蒼しゃん、 もれゆ 』

『わー華音ちゃん、勘弁、
自分で出来るよね?』

『うわぁぁあん』泣きだし出した

『俺は 見てないぞっ!知らないからな』
華音のパンツを下ろし 便座に座らせ扉を閉める


数分後に じゃーっと 流す音が聞こえてきて

『出来た? 華音ちゃん?』


『……華音ちゃん? おーい。』

『………………。』

『華音ちゃーん?』

『………………。』

『やばいな。』
もぅ、勢いで トイレの扉をあける蒼。


(は…… 履いてた。ほっ)




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