冷たい部長の甘い素顔

私が言うと、

「それは、楽しみ。
すぐに着替えてくる。」

と寝室に入っていった。



「いただきます。」
「いただきます。」

2人で向かい合って、食事を始める。

「おいしい!
爽、ほんとに料理うまいな。」

「ありがとう。
1人だとあんまり作らないんだけど、
将軍さんに食べてもらえると思うと、
嬉しくて頑張っちゃった。」

私がそう言うと、将軍さんは、ほんとに嬉しそうに笑った。

「ねぇねぇ、それより、あの後、会社で
どうだったの?」

私は1番気になってた事を聞いた。

「くくっ
別に。
ものすごい量の視線は感じたけど、誰も俺には
何も聞いて来なかったよ。
きっと、明日、爽が質問攻めに
合うんだろうな。」

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