冷たい部長の甘い素顔
「お腹が苦しくて、動けない。」
と私がお腹を抑えると、
「そうだな。」
と将軍さんも笑う。
仲居さんが食器を片付けて、布団を敷いてくれた。
だけど、私たちは、そのまま2人で畳の上でゴロゴロ、イチャイチャして過ごした。
将軍さんは、肘枕で私の顔を覗き込む。
「爽、かわいい。」
そう言いながら、指で私の頬をなぞり、唇に触れる。
私の鼓動は忙しなくなり、頬は熱を帯びていく。
将軍さんの顔が近づいて、唇にそっと触れる。
私の髪を梳くように撫で、愛おしげに私を見つめる。
「爽、好きだよ。」
「私も将軍さんが好き。」
私は、将軍さんの首に腕を回した。